座長の毒舌迷惑話編



デリトレの座長の毒舌については、ここまで読んで下さった方には周知のことと思われます。しかししかし、ここに掲載されている文書につきましては、すべて訂正、削除の手が加えられております。万一原文のまま人目に触れますと、かなりヤバイことになるからです。常日頃そのような毒舌のフォローに追われているワタクシこと専属の編集者が、世話の焼ける座長についてグチらせて頂きたいと思います。

みなさん、わかってやってください。座長は人懐っこい人なんです。

ある秋の晴れた休日、船釣り専門の座長が珍しく清水の日の出埠頭でアジ釣りをしているということだったので、よくそこで釣りをしている私は、仕事の合間に様子を伺いに行ってまいりました。すると、麦わら帽子に日焼けしたニセア○パ○マンみたいな顔に満面の笑みをたたえながら、常連のオヤジたちと10年来の友達みたいに冗談を言い合っている座長の姿。ここを縄張りとしているタチの悪い常連さんの中でも特にタチの悪そうなその姿(しかもアンタそこで釣りするの今日が初めてでしょ!)・・・ああ、これがあの官能的な(スケベ)チェロを奏でる座長その人なのだろうか。いやいや、座長にとってチェロこそが世を忍ぶ仮の姿、この目の前にいる単なる釣りオヤジこそ真の姿なのだー!

座長の武勇伝を、まずはこちらからご覧頂いたほうがよいかと思われます。

越後屋あおちゃんの駿河湾乱獲情報!

どうです、わかっていただけましたでしょうか。とくに正直屋BBSにおける品のなさは目を覆うばかり。

そこで座長は注意をしなければいけません。仮にもクラシック音楽を勤しむハイソなお嬢様方にとって、あなたのように音楽をマス○―べー○ョンだと言ってしまうような人間は、半径3m以内に近寄ってはいけない存在なのです。

サカナの心は手にとるように読めても、女心はまったくドシロウトの座長!あなたに解りやすく説明するならば、女性を扱うのは、スレた黒鯛を潮止まりに釣るようなものなんです。

だからちょっとくらい親しくなったからといって、イキナリ正直屋ギャグ(コテコテ下ネタオヤジ系)をかましてしまったら、静まった海面を竿でグルグルかき回すようなもの、ほら、みんな逃げていってしまいました。

エピソード「場内アナウンス原稿編」

デリトレの定期演奏会での場内アナウンスをお願いした女性に対して、こんな練習用文章を送ってはいけませんよ座長。

「演奏に先立ちまして、ご来場の皆様に御連絡申し上げます。

本日の演奏会は新進シャンソン歌手による新春シャンソンョーではございませんので、

お間違えのお客様は速やかにご退場ください。

会場内での飲食は厳禁とさせていただきますので、万一、隣の客がよく柿食う客だった場合は、係員までお申し付けください。

なお本日の演奏曲目は、すべて著作権の有効期限が過ぎておりますので、JASRACならびに東京特許許可局にご迷惑をおかけすることはございません。

ご退場の際は、足元に散らばっている青巻紙赤巻紙黄巻紙を片付けて戴きますようご協力をお願い致します。なお、お帰りの際は、イスラム過激派テロによりますバスガス爆発にくれぐれもご注意いただきますよう、お気をつけてお帰りくださいますようお願い申し上げます。」

それに追い討ちを掛けて、こちらからお願いして好意で引き受けてくださったにも関わらず、その女性に「しっかり練習しておくように」などとエラそうなこと言ってはなりませーーーん!それは正直屋号の常連レベルです!

デリリウムトレーメンス弦楽四重奏団は県内最高水準のアマチュア団体を目指しているのですから、対外的にその品位を汚さないよう、なにとぞお願い申し上げます。

追伸 

剣持邸でのデリトレ練習後、座長の作る料理は絶品です。お造り、鯛しゃぶ、ペペロンチーノ・・・、ああこれで毒舌さえなければ・・・。

最後に座長より本文の編集者に向かって一言:

な、なにぃ〜〜???テメェだって音楽はHと同じって言ってるじゃねぇ〜か!