- Deugniet
- 発音:
- 醸造所: Du Bocq (Rue de la Brasserie 4, 5530
Purnode)
- Deugniet
- タイプ: ゴールデンエール
- 度数: 8%
- 独断と偏見による評価: *****
- Deugnietはオランダ語(フラマン語)で悪ガキという意味です。 ラベルには変な格好をしたガキの絵が描かれています。
マイケルジャクソン本(「地ビールの世界」“The Great Beers of Belgium”)によると、Duvelの追随者とのことですが、
本家Duvelをしのぐビールといっても過言ではないでしょう。 ジューシーでフルーティーな、しかも土台はしっかりとしている
本当においしいビールでした。 PoperingeのHotel Palaceに1996年春に滞在中、 4月のBier van
de Maand(今月のビール)として 勧められていたことがきっかけで試して以来、 このビールを非常に気に入っていて、何度も飲んでいます。
日本にも少量ですが輸入されているようです。喉が渇いたときの一杯目にも良し、 一晩の最後を締めるにも良いでしょう。
- ちなみに、同じ醸造所が出している Triple Moine というビールとこのビールは中身が全く同じです。フランス語圏に出荷するときは
Triple Moine という名前になり、オランダ語圏方面の場合は deugniet というラベルがつけて出荷されます。したがって、deugniet
という名前も当然「デューヒニト」あるいは「デューグニト」とオランダ語読みすべきです。「世界ビール大全」ではこのビールに「デュニエ」などというフランス語風の読みを与えていましたが明らかに誤りです。
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