- Girardin
- 発音:
- 醸造所: Girardin (Lindenberg 10, 1700 Sint-Ulriks-Kapelle)
- Girardin
Kriek 1882
- 種類: グーズ―フルーツビール
- 度数: 5%
- 独断と偏見による評価 ****
- Belle Vue や Mort Subite などの「お子様向け」量産品とは 一線を画すクリークです。(量産品だから悪いということではありません。
Belle Vue のクリークも美味しいビールだと思います。) コルクの栓を開けてグラスにビールを注ぐと、 まず気がつくのはその豊かなすばらしい香りです。
口に含むと控えめな甘さが感じられます。しかし、 だからといってぎすぎすした辛口のクリークかというと そういうわけではありません。酸味も少なめなせいでしょうか、
非常にまろやかに感じました。甘味も控えめ酸味も控えめ 薄いだけではないか、と思われるかもしれませんが、 そうではありません。ベースとなる
Gueuze のこくが 生きていて非常に味わい深いビールでした。 飲んだ後、非常にさっぱりしていて後口が非常に良いのも 気に入りました。
- Girardin Framboise 1882
- 種類: グーズ―フルーツビール
- 度数: 5%
- 独断と偏見による評価: *****
- Framboise はラズベリーの果実やラズベリーの果汁を Gueuze や Lambic に漬け込んで再発酵させたものです。量産品の
Framboise はそのラズベリーの香りが何か人工的で必要以上に甘さを感じるものが多いのですが、この Framboise
はそういうものとは全く異なる自然な甘味の Framboise です。
- 瓶を空けただけでラズベリーの香りがぷんと漂って来ますが、人工的なしつこい香りでは全くありません。口に含んでもふつう世の中に出まわっている
Frambose よりもだいぶ甘さが控えめで自然に感じます。後味もすっきりしていて非常に飲みやすいのですが、Lambic
のベースの味もしっかりと感じます。飲みやすいのですが非常に複雑な味も隠し持っています。これは非常に気に入りました。
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