Bush
発音:
醸造所: Dubuisson (Chaussee de Mons 28, 7904 Pipaix)
ワロン地域(フランス語圏)のエイノー(Hainaut)州にあるDubisson醸造所のビール。醸造所の歴史は1769年までさかのぼります。Bush Beer という名前のビールは1933年から作られはじめました。当時、英国のビールがベルギー国内で流行し、英国風とベルギー風の両方の特徴を併せ持つビールとして Bush Beer の醸造をはじめたということです。英国風であることを表すため、醸造所の名前 Dubisson(フランス語、「森」の意)を英語に訳して Bush という名前を付けたそうです。

Bush Beer
種類: その他のエール
度数: 12%
独断と偏見による評価: ****
アルコールは12%とこれまた強烈です。ただし、飲んだ感じでは それほど高いようには感じません。つまり危険です。 かなり糖分も多く、甘く感じますが、しつこかったりべたべたしたりするのは あまり感じません。何よりも複雑な香り、甘さの後ろに隠れた 複雑なな味わいがすばらしいと思います。 わりとさっぱりした後味のよいビールがどちらかといえば好きな私ですが、 Westvleternなどのどっしり系ビールと同様、 ここまで徹底すると多少のしつこさは気にならなくなり、 かえってビールはこうでなくちゃ、と思えてきます。
Bush Noel
種類: その他のエール(クリスマスビール)
度数: 12%
独断と偏見による評価: ***
Bush Beer のクリスマスバージョンです。クリスマスの時期にだけ発売されます。色は褐色。カラメル香、ホップ香が一体となって濃厚な香りがします。飲むと、まずは12%のアルコールの強烈なパンチが、続いて強力なカラメルの味がします。度数から見るとアルコールは普通のBush Beerと同程度ですが、飲んだ感じではさらに強力になっているようにも思えます。カラメルの味と香り・甘さもさらに強力になっていて、本当にどっしりとした濃厚なビールです。個人的にはカラメルが少しきつすぎるように思えました。


みなさんからのご意見・情報など